お風呂で温めても意味はない。なぜ、あなたは冷え性なのか?

女性は男性に比べると冷え性で悩んでいる人の割合が高く、慢性的な冷え性を抱えているケースが多く見られます。
冷え性を改善する方法としてお風呂で温まることをイメージする人が多いですが、お風呂で身体を温めたとしても根本的な改善にはなりません。
体がお風呂で温まるのは表面的な部分だけですし、お風呂から上がれば急速に体温は下がって行き、翌朝までその効果が持続することはありません。

 

冷え性を克服するためには、どうして冷え症になるかの理解から始めるべきです。
体温を維持するために大事なのは筋肉を動かすことで、筋肉が動けば熱が発生し体の内部から体温を維持することができます。
同時に筋肉は血流にも影響があり、筋肉が減ってしまうと血行不良になってしまい熱量が発生しないだけでなく熱を運ぶことも難しくなってしまいます。

 

そのため血液を全身に万遍なくいきわたらせるためには、筋肉を付けることが大事です。
足が冷えるという人はふくらはぎの筋肉量が低下していると考えられます。
ふくらはぎは第二の心臓とまで言われるほど、筋肉ポンプ作用が強い部分ですからふくらはぎを鍛えるためのエクササイズが冷え症改善には欠かせません。

 

ふくらはぎを鍛えるためには、かかとを上げて爪先立ちをしゆっくりと降ろす動きを繰り返し行うと筋肉が刺激されます。
これは椅子に座っていても、電車に乗って立っている時でもできます。
またつま先に血液を循環させるためには、つま先を前に向けたまま体を前に倒すような姿勢で立ち、体重をつま先の方に移動させつま先で自目を押すように意識してください。
その体勢を数秒維持したあと、元に戻ります。
このようにふくらはぎやつま先の筋肉を使うことによって、筋肉量の増加と血流の改善の両方を行うことができ、冷え症改善に結びついて行きます。


体の内側から良くする冷え性の改善法

女性の多くは胸式呼吸です、逆に男性のほとんどは腹式呼吸をしています。
この違いは体の構造の違いがあり、腹式呼吸になると副交感神経が優位になりそれによって毛細血管が拡張しやすくなり血流が流れやすい状態になります。

 

女性の場合、腹式呼吸は意識的に行わないとできませんので、以下の手順で行いましょう。
仰向けになり下腹に手を当ててお腹を凹ませます、凹ませながら息をゆっくりと吐き出しましょう。
肺に入っている空気をすべて出すつもりで時間をかけながら吐き出します。
もうこれ以上は無理というところまできたら、次は鼻から深く息を吸ってください。
息を吸う際に舌の先を上あごにつけて、下腹が膨らむように吸い込みましょう。
吸い込む時間はゆっくりでなくても構いません、深く吸いこんだら同じようにゆっくりと吐き出しましょう。
これを繰り返すことで副交感神経が優位になり、体の内側からポカポカと温かくなるのが実感できます。

 

あと冷え性対策としては細目に体を動かすことです。
体を動かすことで筋肉が使われますので、意識的に体を動かすようにしましょう。
ちょっとしたゴミを拾う時でも手だけを伸ばすのではなく、立ちあがって拾うなどで1日当たりの運動量は格段に違ってきます。
時間があればウォーキングなどをすれば、有酸素運動になり体全体の新陳代謝が向上し冷え性対策になります。
特に冬場は寒いからと言って動かない人が多くいますが、そうなると筋肉量はどんどん低下していきます。

 

あと勘違いしやすいのが汗をかけば新陳代謝が上がると思っている人がいますが、汗を出す訓練は汗っかきになりやすいだけで新陳代謝の向上には繋がりません。
それどころか、汗をかくと体が冷えやすくなってしまい、冷え症体質の女性には悪影響になります。