唇の皮膚は非常に薄くデリケート

唇は乾燥やちょっとした刺激でトラブルになりやすい部位です。
唇の皮膚は非常に薄いので、簡単に肌荒れを起こしてしまいやすいのですが唇の皮膚は角質が数枚の層しかありません。
通常の皮膚は角質部分で20層近くありますから、どれだけ薄いのかが分かるでしょう。
そのため、1週間かからない短い期間でターンオーバーを繰り返し、多少の傷がついても直ぐに回復するという特徴を持っています。

 

このように唇の皮膚は非常にサイクルが早いので体の変化をすぐに反映します。
体調がよくなかったり、食生活が乱れると唇にすぐ反応が現れます。
唇が荒れる原因は、不規則な生活だけではなく洗顔時の刺激、歯磨き時の刺激などの他、紫外線でも唇は荒れてしまいます。

 

紫外線を予防するためには日焼け止めを塗ることができませんので、ファンデーションやリップクリーム、口紅などでも問題はありません。
できればワセリンを含ませて塗ると保湿ができるので、唇にとっても良い状態を保てます。

 

このように唇は簡単に荒れる場所であることをまずは理解してください。
そして唇の肌荒れを起こさないために、原因となるポイントに心当たりがある場合はそれらを解消していきましょう。
唇の状態を見れば、その人が健康かどうかを見分けることができるバロメータとも言えます。
唇が荒れてしまうと、気になってしょうがなくなり集中できません。
そういった事を避けるためにも、日々のケアをしっかり正しく行うことが重要です。


唇が荒れたときにやってはいけないこと。対処法は?

十分に注意をしていても、唇は予想外に荒れてしまうものです。
唇が荒れてくると気になって歯でかんでみたり、指で触ったりしてしまいます。
しかし唇は皮膚の中でもかなり敏感な部類に当たりますので、触りだすと余計に気になって症状は治るどころか悪化してしまいます。
見た目にも唇は目立つ場所にあるので、気になってしまうのは仕方ないでしょう。

 

しかし、皮をむしる、舌で舐める、擦る、リップクリームを必要以上に塗るなどをしてしまうのですが絶対にやめましょう。
皮膚が傷をついている状態のところに刺激を加えると、新しい皮膚が正常に形成されずいつまでたっても治らない状態が続いてしまいます。

 

唇が荒れた場合は、ワセリンなどの保湿剤で乾燥から保護し、触らないことが大事です。
ターンオーバーが進むと皮膚がめくれてしまうので、気になると思いますが自然に取れるまで無理に剥がしてはいけません。
ワセリンが手に入らない場合は、ハチミツで代用することができます。
ハチミツには粘膜を保護し修復する作用がありますから、唇の荒れに効果的です。
ワセリンがあれば、それと混ぜて寝る前に塗るなどすれば、効果が上昇します。

 

よく勘違いするのがグロスを塗っていれば保湿されていると思う人が多いのですが、グロスはポリマーという物質を付着させているだけで、逆に唇を乾燥させてしまいます。
唇を保護したい場合は、グロスではなくワセリン、ハチミツを選ぶのが正解です。
めくれた皮は無視ってはいけません、皮膚が傷ついてかさぶたができた場合でも剥がしてしまうと治りが遅くなるのと全く同じ原理です。

 

肌荒れの根本原因を解消するとともに、極力触らずそのままにしておきましょう。