アンダーヘアを自己処理するときにぶちあたる悩みと疑問集

アンダーヘアが毛深いのがコンプレックス。男性との恋愛を避けてしまう

素敵な男性と知り合って、仲良くなってもアンダーヘアにコンプレックスがあって一歩足を踏み出せない。そんな悩みはとても悲しいですね。

ところで男性の約半数は女性のアンダーヘアにあまり興味を持っていません。生えているな、というくらいの認識であって、手入れされているかどうかを気にしない人が多いのです。また剛毛であっても、それを理由に嫌いになるということもほとんどないようです。

しかし実際に相手がどう思うか?というのは問題ではないでしょう。自分自身が自分自身の体に自身が持てないことこそが問題なのです。

女性の約60%がアンダーヘアの手入れをしています。若い女性になればなるほどアンダーヘアの手入れをしている率も高くなります。それくらい多くの女性がアンダーヘアに悩みを抱えているのです。

脱毛を検討する時期かも?

アンダーヘアが剛毛な人の場合、自己処理はおすすめできません。毛が太いため、カミソリで処理をしても剃りあとが目立ってしまいます。黒いブツブツが残ってしまうため、ぱっと見て剃ってるなというのがまるわかりだからです。むしろ余計に剛毛が際立って見えてしまうでしょう。また少しでも伸びてくるとすぐに自己処理が必要になりますから、頻繁にムダ毛の処理をすることになってしまいます。デリケートな部分ですから処理が多くなれば肌トラブルが起こりやすくなります。

剛毛で悩まれている方の場合、最初から脱毛サロンや脱毛クリニックを検討するのが良いでしょう。毛根自体を取り除いてしまうので、処理あとが目立ちませんし、しばらく脱毛に通えば半永久的に毛が生えてこなくなり、一切の自己処理が不要になるからです。

コンプレックスに感じているなら、それは早めに取り除かなくてはいけません。恋のチャンスを逃してしまってから後悔しても遅いのです。早めに取り除いてしまいましょう。

アンダーヘアを剃る、抜くと剛毛になるの?

アンダーヘアを剃っても剛毛になることはありません。カミソリで剃ることで毛質を変えることはないからです。これは全身の無駄毛に共通する事実です。

ただし、アンダーヘアで処理をすると毛の断面がスパッと切れてしまいます。毛というのは普通毛先は細くなり、根本が太いものです。髪の毛を見てもそうでしょう。

ところがカミソリで切ると断面がスパッと切れてしまうため太くなってしまいます。このため次に生えて来た毛の毛先が太くなってしまい、毛が太く固くなったように感じてしまうのです。

またカミソリでの処理は肌の近くで毛を切り落とすということなので肌の中に埋まっている毛は取り除くことができません。剃ってもすぐに生えてきて目立ちますのでおすすめできない方法です。

自己処理はどうすればよいの?

アンダーヘアの処理にはカミソリは不向きです。手足のムダ毛であれば、そこまで毛が太くないのでカミソリで処理をしても毛穴は目立ちませんが、アンダーヘアの場合は毛自体が太いのでカミソリではきれいに処理することができないのです。

アンダーヘアの処理に向いているのが「ヒートカッター」です。熱で毛を切り取るので、毛先が丸くなり断面が目立ちません。カミソリに比べて自己処理にかかる時間は増えますが、肌へのダメージも少なく、デリケートな部分のムダ毛の処理には必須アイテムといえるでしょう。

年に一度水着になる前にだけ処理をしたいというようなケースの場合にはヒートカッターを買うのももったいないですよね。その場合には線香でも代用できます。1本1本ムダ毛を処理するので時間はかかりますが、断面を目立たせずにきれいに処理することができますよ。

アンダーヘアのV、I、Oラインって何のこと?

初めてアンダーヘアの手入れをしようと思ったときに意外と知らない用語が多くてびっくりされる方も多いのではないでしょうか?

Vラインというのは想像しやすいですね

下着(パンツ)のVラインのことを指します。正面から見たときに目に入る部位全体をさしてVラインと呼びます。ここの形には様々です。

卵のように丸く形を整える方もいれば、ナチュラルになるように大きめの▼型に整える方もいます。小さめの下着を好まれる方やハイレグタイプの水着をよく着る方などは小さめの▼型に整えることもあります。下着からはみ出る部分だけを処理するという人もいますが、すべてVラインの処理と呼ばれます。

いわゆるアンダーヘアの処理というと一般的にVラインの手入れを指すことも多いです。

IラインとOラインとは

Iラインというのは女性器周辺のラインです。女性器が直線状になっていることからIラインと呼ばれます。ここの部位は個人で処理するのがとてもむずかしい部分です。手鏡などを使えば可能ですが、とても危険なのでおすすめはできません。

中にはパートナーに処理を頼むという方もおられるようですが、そちらはほとんど趣味(プレイ?)の領域ですので(笑)一般的には脱毛サロンなどでプロに頼むことが多くなります。

OラインはOゾーンとも呼ばれ肛門周辺のことを指します。肛門周辺にも陰毛が生えている場合には排便時に便が付着してしまったり不衛生になりがちです。男性もアンダーヘアが濃いのはOKだけど肛門周辺まで毛が生えているのはNG!という人が多いです。

ただしここは手鏡を使っても自己処理は不可能な部位になります。相当無理な体勢での処理になりますから素直にプロに任せるのが良いでしょう。

Iラインが毛深いと病気になりやすいの?

Iラインはアンダーヘアの中でも一番汚れやすい部位です。Vラインに比べて性器に近いため、排尿やおりものなどで汚れがちなのです。付着した汚れがIラインのアンダーヘアに長くとどまり、更に下着の中で蒸れて汗と混ざることで猛烈な悪臭につながることがあります。

しかしIラインが毛深いから性病になりやるいという事実はありません。陰毛が生い茂っている=性病のウイルスなどが繁殖しやすそうというのはあくまでイメージです。実際にウイルスが繁殖しやすいわけではないので安心してください。

性感染症の多くは粘膜によるものですから毛のあるなしはあまり関係ないのです。ただ悪臭が発生しやすいというのは問題です。恋人に臭いを嗅がれてしまえば幻滅されてしまうこともあるでしょう。常に清潔に保ちたい部分ですね。

Iラインの脱毛は男性受けが良い

女性のアンダーヘアには無頓着。
特に手入れをしなくても気にならないという男性も多いなか、Iラインに関して、毛が生えていたほうが良いか、それとも毛が生えていないほうが良いか?と尋ねると、圧倒的にIラインの毛はないほうが良いと答える男性が多いです。

Vラインはものすごい濃いとかでなければ女性が整えていようが、どんな形をしていようがあまり気にしないという男性でもIラインの美しさというのは視覚的に興奮するものがあるのでしょう。圧倒的にここの部位に関しては手入れをしているほうが好印象ということになります。

Iラインに毛が多い場合には性病は関係ないにしても見た目にもきれいになりますから脱毛を検討したほうが良いかもしれませんね。

アンダーヘアの抜きすぎに注意!埋没毛になるかも

とても危険な行為ですがアンダーヘアを毛抜きで抜く人がいるようです。想像しただけで「ヒヤッ!!」とした感覚が体を走りますが世の中には痛みに強いというか、チャレンジャーな方もいるようです。普通に考えれば、体の中で最もデリケートな部分であるVIOラインの毛を、毛抜きで引きちぎるというのは拷問でしかないのですが…。

もしも現在、VIOの処理を毛抜きで行っているという方がいましたら、すぐに辞めてください。

毛抜きでの処理を繰り返すと肌の中で毛が生えてしまう「埋没毛」になってしまうことがあります。こうなると皮膚を切開しなければ毛を取り出すことができません。カミソリを当てて処理しても、ワックスで処理しようとしても毛がそこに残ったままになってしまって非常に見栄えが悪くなってしまいます。

危険しかない毛抜きでの処理

毛抜きで処理をすれば、肌の奥に隠れている部分の毛も抜けるためカミソリのように青剃り跡は残りません。しかし毛穴に与えるダメージは計り知れないものがあります。

抜く時に傷ができて血が出ることもあるでしょう。そこに細菌が入り込めば性感染症につながることもあります。性感染症は単なる肌トラブルではありません。パートナーに病気を移してしまうこともありますし、最悪の場合には不妊症などにもつながります。

本来、性器はそうした刺激に耐えられるようにはできていません。粘膜に近い部分の皮膚ですから、薄く柔らかく、デリケートで傷つきやすい部分なのです。

エステに行く気は全くないという場合でもせめてヒートカッターなどを使った処理に切り替えるようにしてください。

自己処理したら短くしすぎてタワシみたいになってしまった…

アンダーヘアを整えるときに、普通の工作バサミのようなもので直線に切りそろえてしまうと、毛が太いのでタワシのようになってしまいます。毛の量が多いので量を減らしたいのであればドラッグストアなどで販売している「すきばさみ」を使うようにしましょう。

まず、長すぎる部分を普通に切り落とします。次に「すきばさみ」で毛の量を減らしていきます。

アンダーヘアは縮れていますが短く切りそろえると、縮れて曲がる部分がなくなり直毛のようになってしまいます。ある程度の長さを維持するのが女性らしく、ふわふわほわほわとした薄めのアンダーヘアを作るポイントになります。

すきばさみなら短い部分と長い部分の分量をちょうどよく調整することができます。

何も考えずにいきなり切ると必ず失敗する

前髪が伸びてきたなと思って自分で整えるときに何も考えずにいきなりハサミを入れますか?

どのくらいの長さにしようかなと決めてから切りすぎないように少しずつ切っていきますよね。

例えば最初に前髪の中心部分を切って様子をみながらサイドを調整していくのではないでしょうか?

アンダーヘアの整え方も同じです。伸びているからといっていきなりハサミを入れてはいけません。

どんな形にしたいのか?
処理する部分はどこからどこまでなのか?
どのくらいの毛の量、長さに調整したいのか?

ということを考えながら徐々に長さや毛の量を調整しなければいけません。

もちろん慣れてくればあまり考えずに処理をできるようになるかもしれません。慣れるまでは丁寧に慎重に、ゆっくり処理するのを心がけてくださいね。

自分じゃやりにくい!アンダーヘアの処理を彼氏に頼んだら引かれるかな?

IラインやOラインの処理は自分では難しいです。体が柔らかい人や器用な人であればIラインの処理は不可能ではありませんが、Oラインの処理は実質不可能ですね。

だからといって彼氏に頼むというのは考えものです。SMプレイとしての剃毛であれば喜んでする!という特殊な性嗜好の男性もいるでしょう。

しかし「ムダ毛の処理」を定期的によろこんでする!という男性は多くありません。男性の中には女性器はグロいので直視したくないという人もいるくらいです。ムダ毛の処理をするというからには、明るい場所で行わなくてはいけませんし、明るい場所で大きく股を開いた彼女を見たいというのはプレイでの場面であって、日常の場面ではないでしょう。頼む時点で「どんな神経してるんだよ」と思われる可能性が高いので避けたほうがよいでしょう。

親しき仲にも礼儀あり

男性の趣味は人それぞれです。太った女性が好きな人がいれば、ガリガリな女性を好む人もいます。背の高いモデル体型が好きな人がいる一方で、幼児体型の小柄な女性を好む男性もいます。

明るく楽しい女性が好きな男性もいれば、おとなしく控えめな女性が好きな男性もいます。性に奔放な女性が好きな男性もいれば、奥手で初心な女性が好きな男性もいます。

しかし共通していえるのが「親しき仲にも礼儀あり」ということです。お互いが納得してプレイとして楽しむのは別ですが、男性にムダ毛の処理を頼むというのは言語道断でしょう。

どんなに深い関係になっても、相手への礼儀を忘れてはいけません。恋人になれば1から10まで何もかもすべてあけっぴろげにしていいということではないのです。

女友達同士の温泉旅行ならアンダーヘアの処理はしなくていいよね?

女同士で温泉に遊びに行くって楽しいですよね。恋人と温泉に行くのも良いのですが同性だからこそ一緒に大浴場に入ることもできますし、心置きなく楽しめると思います。

そんな時に気になるのがアンダーヘアの処理です

女同士の温泉旅行なら特に処理は気にする必要がないでしょう。体を洗うときにも、お風呂に入るときにも別に友達のアンダー状態がどうか、なんていちいち気にしませんよね。

ジロジロと覗き込むこともないでしょうし、「案外濃いな」とか「きちんと処理してるな」とか視界に入れば思うこともあるでしょうが、それを口に出すこともないでしょう。

また「濃いな」と思ったからと言って、どうもしませんよね。数十秒後にはお風呂の気持ちよさなどに気持ちが移ってしまいますし、あとから友人の陰毛状態について思い返すこともしないでしょう。

せめて下着からはみ出る部分は処理しよう

とはいえ、あまりに下着からもっさりはみ出るというのであればそれは処理したほうがいいかもしれませんね。一番アンダーヘアに視線が行くのが脱衣所でしょう。洋服を脱ぐ時に下着からもっさりはみ出ていれば、友人もちょっとびっくりしてしまうかもしれません。

実際には友人が下着姿で横にいても、ジロジロと見るわけではないのでアンダーヘアがはみ出していても気づかない可能性のほうが高いです。しかし友人がそれを見てどう思うかは関係なく、あなた自身が恥ずかしいと感じるなら処理をしたほうが心置きなく温泉を満喫できるでしょう。

下着からはみ出るVラインを処理したり、全体的に長さを整えておけば万が一視界に入っても恥ずかしがる必要はありません。他人がどう思うかというよりも自分がどう感じるかということを考えると良いでしょう。