太らない果物の食べ方。一番太りにくいフルーツは●●!

果物を食べ過ぎると太るの?

果物には糖分が多く含まれているので食べると太りやすいと勘違いする人が多くいます。しかし果物の多くは太りにくいとされています。果物しか食べない動物は沢山いますが、ものすごく太っているかというとそうではなく、人間のDNAと98%同じとされているチンパンジーでさえ、バナナを主食としているのに太っているチンパンジーを見ることはありません。

ただ果物はヘルシーだから太りにくいからという理由で食べ過ぎるのはダメです。果物にもカロリーはありますから、食べ過ぎるとカロリーも余計にとることになり、加えて多く含まれている糖分は糖尿病などに影響しないと言いながらも、多量に摂取することはあまりいいことではありません。

何でもそうですがヘルシーだからという理由で食べ過ぎるのはNGだと思ってください。お肉を食べ過ぎるぐらいなら野菜や果物を食べ過ぎた方がマシかもしれませんが、だから太らないか?というと一定のカロリーをオーバーして摂取すれば太ってしまいます。果物の中には太りにくいものと、太りやすいものがあります。それらを見分けることも、太ることを未然に防ぐためには重要なポイントになるでしょう。

いずれにしても果物は甘いから全て太りやすいという考え方は違います。甘い=砂糖ではないことを理解してください、果物の甘さは人間や動物にとって非常に優しい甘さになっているのです。食べ過ぎに注意して摂取すれば、果物ほど体に良い食べ物は無いと言ってもいいでしょう。

太らない健康的な果物の食べ方

果物はいくら食べても太らないと思っていたら、それは間違いです。食べ過ぎれば糖分を過剰に摂取することになりますし、食べ方によっては体に優しいはずの果物で太ってしまうことになります。

そこで果物を太らないよう健康的に食べる方法を見てみましょう。まず、基本的な事として摂りすぎない事が大事です。いくら体に優しいとは言っても、摂り過ぎれば高血圧や体脂肪増加に繋がります。

食べ過ぎないという点に注意することと、食べる時間について配慮しましょう。夕食を食べた後は出来るだけ食べないようにしてください。夕食を食べるとしばらくは胃が消化活動をはじめます、数時間すれば食べた物は胃から十二指腸に送られゆっくりと小腸で消化吸収されていきます。その間に果物を食べてしまうと、正しく消化活動ができないだけでなく、追加で食べた果物の分で血糖値が上昇してしまいます。

健康的な食べ方は朝食として果物を食べることです。果糖が出来るだけ少な目の果物を朝食に食べることは何よりも健康に効果があります。いちご、アセロラ、ミカン、モモ、グレープフルーツ、オレンジなどが果糖が少なめの果物となります。

果物は空腹時に食べることで、ビタミン、ミネラル、食物繊維を効果的に消化吸収することができるので、食後のデザートに食べるというのは間違っています。できれば食前、もしくは食間に食べることをオススメします。体に良い果物でも食べ方を間違えると、逆効果になってしまうことを知りましょう。

太りにくい果物、太りやすい果物一覧

果物であればどれでも太りにくいわけではありません。ものによっては太りやすい果物もありますので、注意しましょう。太りやすい果物の特徴は、含まれている糖質が多いことにあります。では、太りにくい果物と太りやすい果物について見てみましょう。

太りにくい果物

グアバ、ラズベリー、杏、イチゴ、アセロラ、パパイヤ、レモン、スモモ、夏みかん、モモ、グレープフルーツ、オレンジ、ビワ、ブルーベリーの順です。特にグアバは糖質が最も低く100グラムあたり4.8グラムとなっています。

太りやすい果物

ドリアン、バナナ、アケビ、マンゴスチン、アメリカンチェリー、マンゴー、ザクロ、ブドウ、ライチの順です。いずれも果糖は100グラム中16グラム以上となっており、ドリアン、バナナ、アケビについては20グラム以上となっており、グアバの4.8グラムと比べると5倍以上になります。

これらを参考にして太りにくい果物として朝食で摂ることを心がけてください。逆にこれらを知らないままに、果物だから健康的だという思い込みからバナナやマンゴーなどを食べ過ぎてしまうと太ってしまうことになります。

痩せる努力をするのは大変なことですが、太らないように努力するのはそれ程苦になりません。必要なものは食べる、そして食べすぎない、適切なタイミングで食べる。これらを守っていれば、太りたくないという考えを維持することが出来ます。逆に守らなければ、自分で気が付かないうちに体重が増加してしまうでしょう。