【離婚相談したい主婦の後悔】夫婦ゲンカのルールを決めておけばよかった

夫のひと言につい反論してしまう

「あれっ、牛乳ないの?」「だったら牛乳くらい自分で買ってきなさいよ! 私だって仕事の帰りに買い物してくるのしんどいのよ! 自分が飲むものなんだから、自分で買ってくるべきでしょ!」

「夕飯まだ?」「私だって疲れて帰ってきてるの! それなのに座る暇なく、食事の支度してるのよ!? 私の手際が悪いって言いたいの!?」

 

こうした言い合いになってしまうのは、あなたに余裕がないからです。余裕のなさは、仕事が忙しすぎるのか、完璧を求め過ぎるのか相手の要求が高すぎるのか、相手の協力がなさすぎるのか分かりません。

しかし、余裕の無さから、言い合いになってしまうのです。精神的にゆとりがなく、追いつめられているからついつい強い口調で言い返してしまうのでしょう。

男性は事実を言う生き物

全ての男性に当てはまるわけではないのですが女性に比べて男性は目の前にある事実を口にしがちな生き物だそうです。

「あれっ牛乳ないの?」という台詞も「なんで牛乳買ってないんだよ!」とあなたを咎めているわけではなく単純に「冷蔵庫の中に牛乳がない」ということを言っているだけということがよくあります。

「夕飯まだ?」も「大した料理を作るわけでもないのに、手際が悪いな」と言っているわけではなく「夕飯はまだなのかな」と質問しただけなのです。

余裕のなさが、あなたの中の優しい部分を削り取ってしまい旦那さんに優しくできないという悪循環に繫がってしまったのでしょう。気持ちが冷めきってしまっていては修復は難しいかもしれませんが自分の余裕のなさが原因と分かったなら、完全に関係が断たれてしまう前に一度しっかり話合ったほうが良いかもしれませんね。

謝るときはいつも夫からだった

夫婦なら、喧嘩になってしまうのはよくあることです。仲には付き合った当初と同じように、何の不満もなく常時ラブラブ!なんて夫婦もいるかもしれません。

しかし、ほとんどの夫婦は山あり谷ありで当たり前。時には喧嘩をしてぶつかりあうものです。

しかし、喧嘩をしたときには、謝らなければいけません。いつも夫から謝るまで仲直りできなかったというのはかなり大きな問題を感じます。

喧嘩と言うのはどちらか一方が常に悪いということはありません。片方だけが悪いこともあれば、双方に原因があることもあります。それなのに、必ず夫の方が謝罪するというのは夫婦関係が対等な関係ではないということです。対等な関係であれば、悪いと思っている方が、自然と謝罪を口にするのではないでしょうか?

なぜ素直に謝れないのか?

自分が悪い、そう思う時でも素直に謝れない。これは何が原因なのでしょうか?

単純にあなたの性格が悪くて傲慢な性格だからでしょうか?いいえ、きっと、他の人に対してはそうではないのでは?

道ですれ違った人と肩がぶつかった時「すみません」と言葉がでますよね。会社でミスを指摘されたら「申し訳ありません!」と言葉が出てくるはずです。

それが出てこないというのは、心の中で夫婦関係が対等ではないと考えているからではないでしょうか?

夫と結婚してあげた。専業主婦をしたかったのに、働いてあげている。働いているのに、家事も負担してあげている。

何かにつけて「私がしてあげている」と心の中で旦那さんを見下している。だから素直に謝罪ができないのだと思います。

対等な夫婦関係が築けていなかった。こじれてしまった夫婦関係を元に戻すのは難しいかもしれませんが、最後くらいは、きちんと謝っておくと後悔も少なくて済むかもしれませんね。

夫婦ゲンカのルールを決めておけばよかった

夫婦ゲンカがエキサイトしてしまい、つい心にも思っていない暴言をお互いに吐いてしまう。こんなことは、どの夫婦にも少なからずあることです。しかし喧嘩をしたときこそ、冷静にならなくてはいけません。

例えば「ゴミを出してって言ったよね!?なんで出してないの!?」と怒る気持ちは分かります。でも、だからと言って「この前もそうだったよね!?私の言うことなんか、どうでもいいと思ってるんでしょ!私がいやだって言ったのに、お姑さんを3日間も泊めたもんね!」と別の案件を持ち出してしまうのはNGです。

怒っていることを責めるのは当然ですが、過去のことまで持ちだして相手をねちねち責めるのは単に相手のことをやり込めて、あなたがすっきりしたいからなのです。

相手をやり込めようとしてはいけない

腹立つこともあるでしょう。何度言っても改善されなければ、イライラもするでしょう。しかし喧嘩はその内容についてにすべきです。相手をやりこめれば反省を促せるはずというのは思い上がりです。強く叱責すればするほど、相手はあなたに反発してしまうのです。

夫婦ゲンカをするのは当たり前ですが、相手の人格を否定するようなことを言ったり、相手の頑張りを否定するようなことはしてはいけませんね。親しき仲にも礼儀ありといいますが、夫婦だからこそ踏み越えてはいけない一線があるのです。

もし、相手にきついことを言いすぎていた。喧嘩のルール違反をしていたと思うのであれば離婚の前にきちんと謝るべきでしょう。謝罪したからと言って、離婚が回避できるわけではないでしょうが、少なくともきちんと謝罪できれば、次に生かせるのではないでしょうか?

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