不妊治療を本気で考えはじめたら読むページ

不妊症というのは、まだまだ解明されていないことも多い症状です。実は現代の医学では、検査をすればすべての不妊原因が分かるものではないのです。

結婚して数年。夫婦仲は悪くなく、性生活も特に子作り!というわけではないけれど避妊をせずに自然な成り行きに任せて行っているのになかなか子供ができない、というケースは多くないです。そして子供ができないなら病院にいけば、すぐに子供ができるだろう。と思っている人も多いです。

しかし先ほども述べたように、残念ながら病院に行ったから必ずしも原因が特定できるわけではないし病院に行ったから不妊症が改善されて、必ず妊娠できるとも限らないのです。

女性の不妊原因は卵管因子が多いのですが、原因が複数絡まり合っていることもあります。原因が一つ特定されたから、一つ取り除いたら、子供ができる。そんな単純な問題ではありません。

不妊の検査には時間がかかります。月経の周期に合わせて行われるため、一通りの検査をするだけでも約2ヶ月かかります。男性の場合には精液検査ですが、これは状況で結果が変わるため確実な検査結果を見るためには3回くらい検査が行われます。

実際、不妊症で悩んでいる人のうち、原因が特定できるケースは60%ほどです。そして原因が分かったらすぐに治療して子供が持てるというわけではありません。特に問題がないように見えるカップルにも関わらず妊娠できない機能性不妊というのも増えており、妊娠のメカニズム自体がまだ医学で解明されていない部分があるのです。高齢化も不妊を悪化させる原因の一つとなっています。近年ではそもそも結婚の年齢が高くなってきていることからも男女そのものの「妊娠する力」が弱くなってきているとも考えられます。

目次 赤ちゃんがほしい。不妊の悩みを解決