【昔、中絶した】「産めないなら無責任なSEXをするな」と言う人に言いたいこと

避妊する割合

セックスは子どもを作る行為です。成熟した男性と女性が避妊をせずに性交渉をすれば妊娠するのが自然です。

しかし、私たち人間は動物とは違って理性や感情、思考を持ちます。そしてセックスはお互いの愛を伝えあい、お互いを慈しみあい二人の関係を深めるとても素敵なコミュニケーションツールでもあります。セックスをすることがまるで良くないことのように言われますが人間の本能ですから、愛し合っている二人がセックスをしなければ本能に反します。

ただどんな避妊も完璧ではありません。中には避妊に対する正しい知識を身に着けないままセックスをしていたり相手に嫌われると思って避妊を言い出せないまま流されてしまう人もいます。セックスは秘すべきものとされているから、正しい知識がない大人や避妊を言い出せない女性などが出てくるのではないでしょうか?産めないなら無責任にセックスするな、ではなく全ての人が正しい避妊の方法、望まない妊娠のリスク自分の身を守る方法を知ることができるようになると良いですね。

【昔、中絶した】中絶は人殺しですか?女だけがなぜ苦しむのか?

Q)20代前半の頃に元彼の子を中絶しました。中絶は人殺しですか?なぜ女だけが苦しい思いをするのでしょうか?

A)法律上、中絶は人殺しに該当しません。

中絶は「人」としてみなされる前に行われることですから法律上人殺しには該当しません。

と、言っても『気持ち』は割り切れるものではありません。実際、PASS「人工中絶手術後ストレス障害」で多くの女性が苦しんでいます。PASSはpost abortion stress syndromの略で、PTSDの一種です。中絶したことで罪の意識にさいなまれ、過剰反応を起こしたり中絶する夢を何度も見る、おろした子供の夢を見る、フラッシュバックする、摂食障害、男性不信や不干渉、性行為への恐怖感を覚える人もいます。

残念ながら、一部の男性は中絶に罪の意識を抱かない人がいます。妊娠したと言っても「失敗した」と軽く考えたり「おろせばいいんでしょ」「なんで妊娠なんかするんだよ」と考えるのです。自分の身体のことではないので、想像力が働かないのです。しかしすべての男性がこのように感じるわけではありません。中には本当に苦しんだ上で決断をする男性もいます。全ての男性が不誠実だとは思わないようにしましょう。

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