【PMS症状別対処法】彼氏に八つ当たり、暴言を吐いてしまう。

不満が爆発して暴言を吐いてしまう場合には?

PMSの期間になると、ついカッカして暴言を吐いてしまいやすいのは日頃からストレスを抱えている証拠です。

女性は日頃から色んな事をため込みがちです。元々共有願望が強いので、自分の気持ちを話したいし、それを共有して共感してほしいのですが、普段の暮らしでそれができていないと、少しずつストレスが溜まっていってしまうのです。

そしてPMSの時期になって、ある瞬間に沸点を超えてしまいます。すると「この前もそうだった!」「前にも言ったよね!?」とまくし立てて暴言を吐いたり、キツイ言葉を言いすぎてしまうのです。

男性からすると、いきなり昔の話を持ち出されて「なんで今さらそんなこというんだ!?」とパニックになってしまうのですが、女性からするとすべて地続きなのです。

「どうせ」「あなたは分かってない」と強い言葉で非難されれば男性は自分のすべてを否定されているような感覚になってしまいます。「仕事で疲れているのに、時間を使って彼女に会いにきたのに」、「早く結婚したいから仕事を頑張ってきたのに」と努力を否定されたように感じ、口論が激しくなってしまいます。女性側も日頃から不満をためないようにしなければいけませんが、男性もこの期間の女性には反抗しないということを心得るべきですね。

口論が激しくなればなるほど、気持ちが伝わっていない、受け取ってもらえないと、腹立たしさは増してしまう一方で、関係は悪化してしまいます。

警察沙汰になることもある

PMSのトラブルが本当に悪化してしまったケースでは感情が爆発してしまい、刃物を持ち出してしまった人もいます。

旦那さんは残業や飲み会などで連日深夜の帰宅。自分の話を聞いてもらえないし、育児に家事に休む時間がないと不満が募り、PMSの時期にそれまで堪えていた感情が大爆発。大ゲンカの口論の末に、思わず包丁を持ち出してしまったのです。

勿論、彼女は普段から暴力的な女性ではありません。普段はむしろ大人しく常識ある健全な女性です。しかし生理の前になると、どうしても感情が逆立ってしまい、過去にも刃物を持って旦那を脅すということをやってしまっていました。

本気で旦那さんを殺してやろうとか、傷つけてやろうと考えたわけではないのでしょうが、発作的に刃物を持ってしまうというのはとても危険ですし、夫婦間であっても刑事事件になってしまうこともあります。

ここまでなってしまう前に婦人外来でホルモンバランスを整える治療をしたり、気持ちのコントロールをできるようにならなくてはいけません。つい暴言を吐いてしまうと言う人も、根底には甘えがあるはずです。PMSだからといって、月に1回会社の上司に怒鳴ってしまうということはないでしょう。好きな人だから分かって欲しい、甘えたいという感情があるはずですから、決定的な行動で関係を壊してしまう前にコントロールできるようになりましょう。

目次 PMSの悩みを解決してスッキリ!